「朝鮮日報」ウェブサイトの2月16日付記事によると、春節期間に韓国を訪れた中国人観光客である銭さん(25歳)は、ソウル東大門の道端でおにぎりを1万ウォンで買った。ボッタクられたと思いながらも、喧嘩をせずにお金を払った。その後、銭さんはウェイボー(中国のツイッター)で投稿し、「露店の店主は私が中国人だと知って価格を釣り上げた。二度と韓国には行かない」と書き込んだ。
今年の春節期間、韓国を訪れた中国人観光客数は日本のそれに追い抜かれた。中国最大手の旅行サイトC-tripによると、今年の春節期間に海外旅行した600万人以上の中国人観光客の間で人気だった国は、タイ、日本、韓国の順だった。昨年、韓国は日本より高い2位に付けていた。
中国人観光客に対する各種違法行為がリピート率を低め、他の国に流れたことが主因だと記事は指摘する。しかし今年の春節時期、これら違法行為はむしろ増加していた。
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