外国人観光客に対する不法行為が大幅に増加
韓国警察庁は2月15日、「春節期間を含む2月1日から14日にかけて、ニセモノ販売や未登記の宿泊施設、違法タクシー、違法迎車サービスなど違法行為414件を摘発、104人を刑事事件として立件した」と発表した。昨年同期の外国人観光客に対する違法行為が149件だったのに対し、今年は177%の増加となった。最も多かったのはニセモノ販売と価格非表示での販売など消費関連の違法行為で、178件に達した。次に多かったのが未登記宿発施設で84件。違法タクシーや違法迎車サービスが22件と続いた。
ソウル地方警察庁の観光警察チームは、「ゲリソン9 Complex馬油クリーム」2万ケースを含む偽化粧品(10億ウォン相当)を製造し、ソウルの明洞や弘益大学などで中国人観光客に売りつけたA某(41歳)など6人を立件し、販売前の4400ケースの偽化粧品を
押収した。偽化粧品は本物のクリームを模倣しながら、美白に必要な成分は含まれていなかった。
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