また、明洞付近で中国人など外国人観光客に偽ブランドの財布やバッグを売りつけていたB某(34歳)も立件した。Bは、本物なら数百万ウォンの価値を持つルイ・ヴィトンのバッグを9万ウォンで売っていた。警察は「このような違法行為が、中国人観光客のリピート率を20%に留まらせている大きな要因だ」と指摘する。
中国人観光客は日本へ
昨年の訪韓中国人観光客の数は598.4万人で、前年比で2.3%の減少だった。一方、訪日中国人観光客は499.4万人に達し、史上最多を記録した。ニセモノ販売やボッタクリなど外国人観光客に対する違法行為が、このような状況になった大きな原因の1つだと観光業界は考えている。ソウルの東大門で販売店を営む金さん(37歳)は、「韓国は不景気で国内消費が弱く、それに耐えかねた人が収入確保のためにボッタクリをするのだろう」と話す。
韓国観光局のデータによると、昨年の外国人観光客による訴えのうち、消費関連が最も多く、320件に達した。そのうち、ボッタクリ行為など態度に関する訴えが67.8%を占めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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