1998年に東南アジアは深刻な金融危機が発生したにもかかわらず、中国に来る留学生の人数も依然として安定の規模を引き続き維持した。アジアから留学生人数が減少したものの、ヨーロッパ、北アメリカとアフリカから比較的に明らかな増加を見せ、全年度の中国に来る留学生の人数が4.3万人余りに達した。
2000年全年度、166ヵ国からの52,150名留学生はわが国の31ヵ省、自治区、直轄市(台湾省と香港、マガオ特別行政区を含まない)の346ヵ高大学で学ぶ。その中だ長期留学生35,671名、短期留学生(留学期間6ヶ月以内)16,479名に達した。
洲別に統計すると、アジアからの留学生人数はやはり一位で、計39,034名、全年度中国に来る留学生総人数の74.85%を、ヨーロッパは5,818名で11.16%を、アメリカは5,144名、9.86%を、アフリカは1,388名で、2.66%を、大洋州は744名で1.47%をそれぞれ占めている。国別に統計すると、韓国、日本、アメリカ、インドネシアとドイツから留学生は依然として上位5位を占め、それぞれ16,787名、13,806名、4,280名、1,947名と1,270名に達した。500名を超える中国に来る留学生数の国の順位はフランス891名、シンガポール854名、ロシア703名、オートラリア676名、タイ667名、ベトナム647名、イギリス601名、ネパール527名、イタリア517名、カナダ516名とモンゴル510名だった。
留学生の学歴層から見ると、2000年中国に来て学歴教育を受ける留学生数は13,703名で長期留学生の38.41%を占め、その中に短大生228名、大学本学生10,224名、修士課程2,192名、博士課程1,059名があり、そのほかに一般研修生21,342名、上級研修生(修士学位を獲得した学位者)626名があった。学科別にすると、文科系の学生が一番多く、計44,689名、次に医学専門5,099名(漢方医専門3,700名、西洋医(学)専門1,399名)、工学専攻1,740名、理科系403名、農学専門219名があった。
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