
8月15日、日本東京で、日本の元首相小泉純一郎の息子である小泉進次郎自由民主党青年局長(左から一番目)は靖国神社に到着し、参拝した。
靖国神社を参拝し、防衛計画の大綱の改正を決定して、憲法改正の敷居を下げることを企むところから、ナチス・ドイツの憲法改正の手法を美化したところまで、日本の政治屋はアジアの隣国にことのほか不安と警戒心を感じさせる右翼的な言行をしきりに行なっている。
その中で、安倍晋三内閣が平和憲法を改正して日本をいわゆる「正常な国家」にさせようと企てるふるまいは論争の的となっている。
呂耀東主任は、日本の軍国主義の失脚と平和憲法の確立は世界反ファシズム戦争勝利の成果で、日本の敗戦国としての国際社会に対する承諾でもあり、根本的な目的は軍国主義の復活を防止することだと考えている。
「いわゆる『正常な国家』の地位の回復は日本を再び政治と軍事大国にならせて、これはまさに日本右翼勢力が敗戦国の地位を受け入れたくないことを体現し、また日本の戦争責任を真には認識しておらず、本当の懲罰を受け入れていないのです。」と彼は述べた。
中国社会科学院日本研究所の楊伯江副所長は、歴史問題は単に過去の事だけはなく、鏡でもあり、人々に現実と未来をはっきりと見させ、日本の指導者がこの国家をどの方向へ引き連れてゆくつもりかをはっきりと見させていると考えている。
「日本政府が軍国主義の侵略の歴史に対して心から罪を悔やむことができないなら、当時その被害を深く受けたアジアの隣国からどのように信頼を得ることができるでしょうか。真の相互信頼がなければ、アジアの地域の和解は実現することができません。」と彼は述べた。