環境保護の推進――欧米との協力で対応
研究者によると、中国にとって2015年は「気候外交」の収穫年だった。昨年の「中米気候変動に関する共同声明」発表に続き、今年の習近平氏訪米の際には「中米首脳の気候変動に関する共同声明」を発表した。中米両国は気候変動ワーキンググループとの協力提議で具体的な進展をみせた。そこには建築や工業の熱効率、温室ガスデータ収集と管理、工業用ボイラーの熱効率、エネルギー転換、エコシティーなどが含まれる。この共同提議に基づき、両国は大きな精力と資源の投入を続ける。また中米両国は「クリーンエネルギーと経済発展に関する省幹部級レベル協議」に調印した。
今年は「中欧気候変動共同声明」、「中仏首脳の気候変動共同声明」も発表している。中国が欧米諸国と共通認識を持てたことで、「パリ協定」採択に向けた確固たる土台が築けた。多くの一般市民にとっては、中米、中欧の協力プロジェクトが推進され続けることにより、人々に身近な環境問題が解決に向けて進展することになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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