■日本文化は集団犯罪を後押しする
日本人と西洋人の規則に対する理解は異なり、彼らは個人責任性ではなく集団責任制だ。例えば運転中で後ろの車が追突した場合、世界各地では一般に後方車に責任があるが、日本では異なり、前の車にも責任がある。日本人は法律制定の際の道徳基準が異なり、悪事に接点があるなら、その人物も潔白ではないというもので、こうした理念が深い根を張っている。これこそ、事件が発生した場合に皆が懸命に隠し、集団犯罪が後を絶たない原因だ。
ある笑い話で、南米のある部族の儀式で牛を殺す話がある。Aは牛の目を覆って隠し、Bは牛を縛り、Cは斧を渡し、Dが殺した。責任を追及された時、皆が「自分に罪はない」と主張し、最終的にどうなったかというと、4人は「斧」が犯人だと結論づけたという。日本人の「中国侵略戦争」責任に対する反省は、このレベルに留まっている。
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